サービスを超える瞬間

純粋な思い、それを実践し続ける困難
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
高野 登


普通に考えれば、人として当たり前のように思いつくすばらしいアイデアや思いって、結構ありますが、そのほとんどが自分に実践する能力や組織力、評価されないジレンマなどから、やめてしまうことが多々あります。
いわゆる「正直者は損をする」かもしれないと、感じるからやめてしまうのですが、リッツカールトンのすばらしいところは、「正直者が評価される」ことが企業体のしくみの中に、キチンと取り入れらて実践されているところにあります。
ただ、実践し維持するのは簡単ではないようです。
就職面接シーンのところで強く感じましたが、この組織に入り、自分も一員として妥協の無い仕事を続ける為には、自分も妥協の無い強い意思決定を要求されるのだろうと思います。

妥協しながら仕事をするよりははるかに幸せであることは間違いないとは思いますが…

ISBN4761262788