「謙虚」で「挑戦的」な心のもち方

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「謙虚」で「挑戦的」な心のもち方。
私が本書から得た教訓はこの2つに尽きる。
言葉にすればとても簡単で、でも終始一貫して持てたことのないこの基本姿勢は行ってみようと決めた人にとって、試練と修行が待っていることが分かっている。
まさに茨の道を行くが如しなのだ。
でも、本書はそれでも勇猛果敢に進もうとしている人の背中をきっと押してくれる。
幸せになりたいと強く願う人にとって、「個人のミッション・ステートメント」を決め、「正しい原則に従った」、「自覚と知識をもった主体的な意思」にそって生きる安定した生活は望むべきゴールの一つである。
でも、どうすればいいか分からない。何をすればいいか分からない。というひとにとっても本書はその全ての原因と要素があなた自身の内面的な方向づけと基礎的な価値感によって決定づけられていることを教えてくれる。
自分が変われば、周りが変わるのです。逆にいえば自分さえ変えられなければ、周りを変えられるはずがない。
ひとが持ちえる最大の武器は「謙虚」で「挑戦的」な心のもち方なのだと本書は教えてくれました。
7つの習慣、要約
ISBN4906638015
生活の主導権を取り戻す
目標を設定しそのために働く
約束をし、それを守るということは、効果性の習慣を身につける本質
知識・スキル・やる気は、すべて私たちの習慣の基礎になる原則
効果性を高める方向に向かってバランスよく進む
人格の強さをつくり出すことができる
主体性の原則を三十日間試すようにお勧めしたい
小さな約束をつくり、それを守る
裁く人より光を与える人になり、批判者より模範になる
問題の解決に貢献する人になる
他人の弱点について争うことをやめてみる
自分の弱点を弁護することもやめてみる
間違いを犯したときに、素直にそれを認め、修正し、それからすぐ学ぶようにする
他人のせいにしたり、彼らを批判したりする無駄なエネルギーを使わないようにする
コントロールできることに働きる
自分自身を変えるようにし、自分のあり方に集中してみてほしい
彼らが何をしているのか、何を怠っているかが問題ではなく
それに対してあなたがどういう反応を選択するか、あなたは何をすべきかが問題なのだ
日々自分の自由の芽を伸ばし続ける人
徐々にではあるが自らの自由を拡大させることになる
そうしなければ人の自由は枯れていく
効果的になるか、幸せになるかは自分自身の責任なのだ
サミュエルジョンソン
満足の泉はその人の心に湧き出るものでなければならない。自分自身の人格以外のものを変えることで幸福を求める愚かな人は、実を結ばない労力に人生を浪費し、避けようとしている悲しみを倍増させるに違いない
自分は責任のある(反応を選択することのできる)人間だということを悟ることが、効果性の基本であり、残りのすべての習慣の基礎となる
自己リーダーシップの原則
もし、はしごをかけ違えていれば、一段ずつ昇るごとに間違った場所に早く辿り着くだけである
今日から三年後に執り行なわれるあなた自身の葬儀を想定する
皆に自分の人格のどういうところを見てはしかったのか
どういう貢献や業績を覚えていてほしいのか
その場に集まっている人、それぞれの顔をよく見てもらいたい
彼らの人生にあなたはどういう影響を及ぼしたかったのだろうか
自分自身の基礎的な価値観」と「内的な方向づけ」に触れたはずである
自分の価値観と方向性を明確にする
あなたの影響の輪の中心にあり、あなたの人生を根本的に変えることになる
すべてのものは二度つくられる
目的を持って始めるという習慣は、「すべてのものは二度つくられる」という原則
万物にはまず知的な第一の創造があり、それから物的な第二の創造がある
いろいろなアイディアを考え、明確なイメージができるまで、頭の中での作業を続ける
その考えを設計図に描き、計画を立てる
でなければ、第二の創造 - 物的な創造 - において、コストを倍増させる
あるいはよほどの変更を加えることになる
会社も同様
会社を成功させるには、達成しょうとしている目的が明確になっていなければならない
ターゲット市場に合わせて、提供したい商品やサービスをよく考える
それから資金、管理、研究開発、マーケティング、人事、機材などの各資源を組織し、その目的の達成に向ける
目的がはっきりしているかどうかで会社の成功が決まるケースが多い
挫折する会社のほとんどは、その理由が、第一の創造の失敗なのである
資金計画の甘さ、マーケットに対する理解不足、理想の低さ、きちんとした事業計画の欠如など
針に糸を通す前に、服のデザインはできあがっているのだ
個人的なミッション・ステートメント
個人のミッション・ステートメントは、個人の憲法
個人のミッション・ステートメントが正しい原則に基づいていれば
個人にも揺るぎない方向性が与えられる。
それは個人の憲法となり、人生の重要な決断を行なう基礎となる
激しく変わる環境の中にあって、個人に不変の安定性と力を与えてくれる
ロルフ・カー
まず家庭で成功しよう
どんなことがあっても正直に生きよう
神の助けを求め、それにふさわしい生活をしよう
貢献してくれた人たちを忘れず、感謝しよう
判断を下す前に両者の言い分を聴こう
助言は素直に受けよう
陰口を言わず、その場にいない人を弁護しよう
誠意を持ちながら、強い決断力を持とう
毎年、新しい才能をひとつずつ身につけよう
明日の仕事は今日計画しよう
待ち時間を活用しよう
前向きな姿勢を維持しよう
ユーモアを忘れないようにしよう
公私にわたり秩序正しくしよう
失敗を恐れず、失敗から学び、成長の機会を逃すことを恐れよう
部下の成功を助けよう。
自分が話す二倍の時間、人の話を聴こう。
次の作業や昇進にとらわれず、今行なっている作業に全力を集中しよう
原則中心の生活から生まれる個人的な力
自覚と知識を持ち
他人の行動・態度や環境・状況の影響に制限されない主体的な力である
安定性は、不変の原則に基づいており、外的な環境や状況の変動によってなくなることはない
正しい原則は自分の生活の中で実証できるということが分かる
正しい原則は、自分の成長の尺度になっている
正しい原則を通して自らの成長過程を理解し、知識と理解が増す
正しい原則に沿って生きることは、安定性の根源であり、あなたに不動で変わらざる中心を与えてくれる
中心を持つことにより変化そのものを冒険と有意義な貢献をする新たな機会として捉えることができるようになる。
自由意志の力
人間の意志は驚嘆すべきものだ。それには信じられないほどの困難を乗り越える力がある
継続的な成功をもたらすのは、ほとんどの場合、劇的で単発的な行動ではない
自由意志の成長の度合いは、「誠実」さによってはかることができる
誠実さとは、言い換えれば自分自身におく価値のレベル
自分の約束や決意を守る力
言行を一致させる力
人格主義の基礎的な原則であり、主体的な成長の本質
Win-Winとは、当初それぞれの当事者が持っていた案ではなく、全く新しい第三案の存在を信じること
相手や自分の考え方に限定される必要はなく、より良い方法があるはずだと確信することである
Win-Winの関係は、人格という土台の上に立てられ、維持されるものである
信頼残高こそがWin-Winの本質である