はじめてのPHP言語解説書

はじめてのPHP言語プログラミング入門
はじめてのPHP言語プログラミング入門
大垣 靖男
技術評論社 ; ISBN: 4774122866 ; (2005/04)

「PHPスクリプトを書く」と言うようにPHPが動くサーバーであれば簡単に、雑誌を片手に1行挿入して、実行することができます。

なので、PHPからプログラムを始めたという方も多いのではないでしょうか。

使いたい目的から調べてプログラミングすることが非常に行いやすい言語だと思います。本当はJavaスクリプトの方が環境的手軽さから言えば上なのですが、それでもPHPが注目されたのは、分かりやすい言語体系とその完成度の高い構造にあるのではないかと思っていました。

そういう意味ではじめてのPHP言語の解説書として本書は位置づけられてもいいのではないでしょうか。

日本人が日本語をもとに思考をまとめ、ドイツ人がドイツ語で思考するのと同じように、プログラマーがプログラムを思考する時に始めて構造を学んだ言語をよりどころに思考する可能性は高いと思います。
C言語やCOBOL,Fortran,etc.それぞれの構造化された言語にPHPもこれで仲間入りかな?
と、考えを新たにした一冊でした。
(元々非常に構造化された良い言語だと個人的には前から思っていますが)