印刷設定

印刷、プリントアウトというと、なにやらあたりまえですが、エクセルのプリントアウトはワープロソフトなどとはちがい、細かい縮小拡大が出来るので帳票としてはもとより、一覧表の印刷などでも重宝しておられる方は多いと思います。
そんなこんなでワープロソフトとは随分異なったエクセルの印刷バリエーションをご紹介したいと思います。

ご紹介する機能は、

です。


1シートを1ページに印刷

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まずは左のような表を用意しました。
1ページの枠外へわざと出てしまうように
縦は1~64までの64行
横はA~Lまでの12列あります。

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【メニュー】ファイル→印刷プレビュー、を選択します。
または、ツールバーのアイコンを押してください。


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プレビューが表示されます。
左下に1/4ページと表示されています。(このまま印刷すると4ページに切り分けられたプリントアウトが出てきてしまいます。)
画面上にある設定ボタンを押します。



ページタグの拡大縮小印刷で横1ページx縦1ページとしてラジオボタンを選択します。
OKを押します。


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プレビュー画面で確認すると1/1ページで印刷するようになりました。


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セルの幅、余白を変更して目的の印刷ページにする。

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印刷プレビューで画面上にある設定ボタンを押します。


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マウスカーソルをプレビュー紙面の上部もしくは側面部の余白ガイドラインにもっていくとカーソルがのように変化します。
そこでマウスをドラックして動かすと、印刷イメージを見ながらセルの幅や印刷余白などを変更することが出来ます。
マウスのボタンを離す(ドラックをやめる)とそこで位置が確定します。


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変更されました。


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各位置を移動させて目的の印刷イメージを得ることが出来ます。
この変更は元のシートのセル幅に反映されますで印刷の体裁を見ながら表の体裁をまとめることが出来ます。
しかし、アンドゥが効かないので注意が必要です。


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タイトルを複数ページにわたって表示する。

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複数ページにまたがる表を印刷したい場合には表のタイトル部分を各ページに表示しておきたい場合などに有効です。

【メニュー】ファイル→ページ設定、を選択します。



シートのタグを選択します。


印刷タイトルの項目があります。
入力エリアに直接入力してもかまいませんが、右側のボタンをクリックしてセルを直接選択することも出来ます。
(本当は右側のボタンを押さなくても、ウィンドウ上で選択できれば入力することが出来ます。)


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ボタンを押すとダイヤログが小さくなって選択できるようになります。

今回は一番上の行をタイトルに選んでみました。
ボタンをもう一度押すとダイヤログが元のサイズに戻るのでOKボタンを押して作業を確定します。


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"印刷プレビュー"で見てみましょう。
わざと複数ページになるように余白をいじってみました。


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そこで、2ページ目を見てみると、2ページ目にもタイトルがついた格好になっているのが確認できます。

これは縦のタイトルももちろん同じように出来ますので試してみてください。


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表を複数ページに分ける(改ページ挿入)

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今度は任意の場所でページを分けてみます。

まず、改行したい行(または列)を選択しておいて
【メニュー】挿入→改ページ、を選択します。


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選択した上の行(または列)との間に破線が入りました。(データや罫線の設定によってはとても見難くなります)
印刷プレビューで確認してみます。


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目的のところでデータが次のページになっていることが確認できました。


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一応念のため次のページも確認しておきす。


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