フィルハンドル?使ってます?

フィルハンドル?使ってます?

「フィルハンドル」ってご存知ですか?名前は知らないけれど使っている方って結構いるはず、と思います。マニュアルには
「アクティブセル、または選択したセル範囲の右下隅にある黒い四角形です。」
とあります。何だかわかります?

この黒い四角のことです。 マウスポインタをこのあたりに持っていくとカーソルが+ から+に変わったりするので「あれ??」と思っている間にいろいろいじって機能を発見された方も多いかと思います。

「試していない!」「気がつかなった!」そんな慎重派さんとおっとり派さんのために今回はお届けします。

フィルハンドルをつかおう!

「フィルハンドル」、言葉どおり「埋め込む取っ手」です。余計にわからなくなりそうですが、連続データや連続コピーを行うことができるもの、です。
説明は残念ながら下方向もしくは上方向について行っていますが左右方向についても同様に操作できます

フィルハンドルで使える機能は、

です、
では、 順番にいってみましょう。

連続データの作成

クリックで拡大
とりあえずセルを選択して数字を記入します。
例では"1"と"2"を記入しました。

クリックで拡大

選択したセルの右下隅にある黒い四角形 マウスカーソルを持っていきます。
カーソルが+に変わったところでドラックして下方向にカーソルを移動させます。

 

クリックで拡大

ドラックをやめると連続データが作成されています。

この連続データの機能は2つのセルのデータの差分をデータの増分として連続したデータを作成しますので、それを使えばとび数で連続データが作成できます。

 

クリックで拡大

ためしに5とびのデータを作成してみましょう。連続したセルに"0"と"5"を記入します。

 

クリックで拡大

先と同様にカーソルが+に変わったところでドラックして下方向にカーソルを移動させます。
すると無事5とびのデータが作成されました。

 

一つだけ選択しても値は増えません。(下方向コピー)

クリックで拡大

セルを一つだけ選択してカーソルが+に変わったところでドラックして下方向にカーソルを移動させます。

 

クリックで拡大

結果は同じデータを選択セルにコピーという結果になりました。

 

ページトップへ


Ctrlコントロールキーでドラック

コントロールキーを押しながらドラックすると連続データの作り方が変わります。

クリックで拡大

連続したセルに"0"と"5"を記入します。

 

クリックで拡大

この2つのセルを選択した上で、コントロールキーを押しながらドラックすると

 

クリックで拡大

0,5,0,5の順番に連続したデータになります。

 

1つのセルを選択してコントロールキーを押しながらドラックするとデータの増分は常に"1"で固定されます。

クリックで拡大

一つのセルを選択して、コントロールキーを押しながらドラックします。

 

クリックで拡大

増分が"1"の連続したデータが作成されました。

 

ページトップへ


データの消去機能

フィルハンドルを選択してからデータの内側に向けてドラックするとその範囲のデータを消去できます。

クリックで拡大

複数のセルを選択します。

 

クリックで拡大

内側に向けてドラッグすると

 

クリックで拡大

ドラックした分だけのデータが消去されました。

 

ページトップへ


Ctrlシフトキーでドラック

フィルハンドルを選択してからデータの内側に向けてシフトキーを押しながらドラックするとその範囲のセルを削除できます。

クリックで拡大

複数のセルを選択します。
選択したセルの右下隅にある黒い四角形 マウスカーソルを持っていきます。
今度はカーソルがに変わります。

 

クリックで拡大

に変わったところで内側に向けてドラックします。

 

クリックで拡大

すると、ドラックした部分のセルが削除されて、セルが繰り上がってきます。

 

フィルハンドルを選択してからデータの外側に向けてシフトキーを押しながらドラックするとその範囲のセルを挿入できます。

クリックで拡大

先ほどの例にセルを挿入してみます。
選択したセルの右下隅にある黒い四角形 マウスカーソルを持っていきます。
カーソルがに変わります。

 

クリックで拡大

に変わったところで外側に向けてドラックします。

 

クリックで拡大

すると、ドラックした部分のセルに新しいセルが挿入されます。

 

ページトップへ